
先日、我がバルバル号VW・T-IIで都内を走っていたら、とんでもなモンに遭遇しました。そのトンデモとは……。
東京都内の表参道近くを青山方面に走っていた時のことです。2車線の片側をスーッとエラい大きい物体が横をかわしていったなー、と思ったら超ナイスなシボレー・コルベットでした。しかも、かなり初代のモデル。ボクの好きなアイアンバンパー時代なんてものでなくて、周りをインパラとかが走っていたんじゃないかと思う年代の、とってもナイスな逸品でした。ピカピカでしたし、ビックリ!
しかも、このクルマをイカス(であろう)女性の方が運転してたんです!! 断定できないのは、結局一度抜かれてから、ついぞ横に着けなかったからなのです。
コルベットの流麗なボディを眺めながら、女性の可憐なうなじなんぞを眺めながら(イヤイヤ眺めていませんよ!)、しばらく同じ方面への走行だったので楽しませてもらいました。
しかしまあ、こんなに古くて大きい(実際、かなり横幅ありました)クルマ、よく乗りこなせるな、と感心していたらこの個体、どうやらオートマチックのようでした。表参道の上り坂を右手を動かさず、シフトショックも起こさずスイッと登っていったので、多分そうです。あれほど古いクルマなのにこれにも驚きました。始めからそうなのか、後から加工取り付けしたのかはわかりませんが、アメリカならはやい時期からオートマ、というのも考えられなくもありません。
ただ、かなり音が静かだったのが残念でしたね。まるでハイブリッドのような静かさで、惜しい。
にしても、格好良かったです。大きいクルマは苦手なので(運転下手っぴ)自身が乗ることはありませんが。
こういう、クルマ文化が全盛だったころのモデルがもっと愛されるといいな、と感じました。不便でも、そこには楽しさやワクワクがあるとボクは信じていますので。
さて、しばらくインターネットやらパソコンと離れる生活になるので、更新はお休みになります。次のネタはいつ頃になるでしょうか。連休明けかと。
やかん