あんた、まるいもの好きだね~♪

「まるいもの」について、適当に書いています。まるいものとは、自転車、モーターサイクル、クルマ、カメラ、CD/LPとか。

■マンフロット(Manfrotto)のPOCKETシリーズを使ってみた(MP3-BK)


 三脚、雲台で有名なManfrotto(マンフロット)。そこがリリースする、ポケット三脚なるものを購入、使用してみました。

 本機の最大の特徴は、たいへん小型に作られているが故にカメラ本体に装着した状態で持ち歩きが出来る事です。


 短さはありますが、このように使用する時は脚を出し、カメラ本体を固定・安定させます。


 この脚はとてもコンパクトに畳むことが出来、2つあるラインナップの中の大きな方、MP3-BKでもこのようにカメラ下部に小さく収まります。

 この事により、小型一眼レフカメラの持つフットワークの良さを維持しながら、安定したフレーミング撮影が出来る能力を手に入れています。
 例えばこの写真サンプルの状態だと、レンズはとても重く撮影時、手ブレをする恐れがあります。ベストは三脚を使う事ですが、コンパクトなカメラと本格三脚ではせっかくのコンパクトさがスポイルされ、動きが悪くなります。
 しかし、POCKETシリーズをカメラ本体に仕込んでおく事で、使用条件は限られますが安定した撮影が可能になります。

 カメラ本体に三脚は付きっぱなしなので、置き忘れ、持ち出し忘れも起きないのも利点の1つです。

 実際郊外に持ち歩いて使用した所、まずポケット三脚の存在はまったく気になりません。重くなく薄く、ストレスフリーです。
 いざ撮影時もしっかりとテンションの効いた3つの脚によりカメラ本体が確実に固定され、安定したフレーミングとレリーズが出来ました。

 市場に多く出回っている他社ミニ三脚たちに較べるとややプライスが高く感じられるかもしれませんが、堅牢な作り、しっかりとした脚の強さなどを考えるとかなりバリュの高い製品であると感じられます。

【ディティール】

脚は3つあり、マンフロットロゴのある方がリア。


前脚は2つになり、3本とも適切なスプリングテンションが掛かっていて、重たいカメラでも腰が崩れる事はない。


カメラ本体の固定は位置が3パターンから選べ、本体をコンパクトにしながらも出来るだけ対応範囲を広めている。

 まとめではないのですが、ただなぜオリンパスはカメラ本体の三脚ネジ穴をこんなアンポンタンな位置にしたのかがまったく理解に苦しみました。
 レンズが左に寄っているのだから、左側に固定ネジ穴が欲しいのに、よりによって真反対の一番右側。
 せっかくの良い三脚が台無しです。


【POCKETシリーズ ポケット三脚】
MP3-BK
4,260円(税抜)

Manfrotto ミニ三脚 POCKET L ブラック MP3-BK


やかん