
待ちに待った、映画『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』、観て来ました。
もうここまで紆余曲折ありすぎて、ホント、マフティーみたいのに今の政権は粛清されちゃえばいいのに、と思いましたよ。
んで、観ての感想。
行った枠が最終なのでそれまでに薄っすらとは周りの感想は仕入れてたのですが、なるほど、という全体的仕上がりかな、と。
ただし、画と音、それぞれで切り分けて考えていくと、自分は「う〜ん、意識は感じるが及第点」、というのが偽らざる感想です。
画方面は、悪い意味でのケレン味感が前面に押し出されすぎて、それが気になり足を引っ張る感じ。
音方面は、個々は頑張っているのに、如何せん調和不備。クラシック演奏で例えると、それぞれの演奏者やパートの技量は高いんですが、棒に合わせてないとか、その日の公演にゲストソリストが居ればそれに合わせるのが筋なのに、それぞれが自分を押し出しすぎ、という印象。
マルチチャンネル完全推奨の姿勢は強く感じますが、それだってやや不自然に強調した感があり、誇張と捉えられもするかな、と。
ド素人が言いたかないですが、良い実写映画をたくさん観ていないか、それの良さに気が付けないのか、それを吸収したり自分なりにアレンジした結果、そうなったのか……。
「こんな作品が作りたい!」というのはよく伝わってくるのですが、それが先行しすぎて、総合的なバランスとしての昇華が悪い、という印象でした。
動きの速さが目立つシーン多いので、もし自宅で鑑賞する場合、プロジェクター負荷は高そうですが。
ちなみに、自宅から一番近い映画館は結局最後まで、すべての回で初日が満席になることはなく、田舎はこんなもん、という盛り上がり。
ひとブーム過ぎれば、当然、もっと空くと思うので、そうしたらもう一回は観てこようとは考えています。グッズ関連はほとんど売り切れか、そもそも入荷対象外だったので(←すーぱード田舎な証拠)。
やかん
※抽象的なのは、ネタバレ防止の為です。