
ようやく苦労の連続から卒業し、ついぞ一度も “ 楽 ” を体感しなかった本KITですが、モノが限定品、
『スーパークリアVer.』
、というだけに、搭載されるゲイジングチップの数値が異なるだけに留まらず、暗所に持ち込むとこのような、不思議な発光状態になります。
システム特有の、発光部分が緑に光る現象も確認出来ますし。
な〜んて、ね!
幾ら、
「模擬戦でも負け知らずのスペシャル様」で、
「スペシャルで! 2億回で! 模擬戦なんだよぉっ!!」
でも、限界っちゅうもん、あります……。
※あ、フリットはこんな振り切れないか💦 晩年はちと怪しいけど。
ちなみに、《オリジナル》の「2,000回」は、『スクランブル発進を2,000回経験済み』、という意味だとか。
ということで、主題の
『AG(アドバンスドグレード) 1/144 ガンダムAGE-1 ノーマル スーパークリアVer.』
にお話しを戻して。
まあ、詳細はめっちゃ省きたいので、ほぼ写真だけをペタペタと貼っておきます。
これ、念の為、素はこれら↓で紹介したKIT状態とまったく同一品ですからね。
後から何かしらの手を加えた、ということは、まるで一切、ありません。
【スタティック状態】

▲シールドは標準装備だったのと、外すと取り付けダボが見えてしまうので、装着状態。

▲ドッズライフルは、背面にマウント状態。特定の波長にしか反応しないのだが、その撮影状態の色味がフォトショの完全ロジック外なので、通常処理をするとトンデモオカシナ色味で返してくることが多かった。
また、この波長での照射自体にまったく慣れていないので、『当て方』や『光源』の使い方がまるでナッテなく、お目汚しレベルが多い。許して。
少しは「コレ?」みたいのは見付けたので、次回、もし機会があれば、もうちとマシ「🦆……」 ← 激しく、期待値200%くらい💦

▲よって、例によって例の如し、光源の当て方や距離、フォトショでの処理によってもかなり色味が変わってしまう。

▲今回、臨時で用意した光源が平面でなかった所為で、頭部エリアが白飛び気味になる代わりに、脚部周辺はスケルトン感、というかあの、標本の血管かなにかに色素を流し込んだディスプレイのようにもなった。

▲撮影台の光源はOFFにしておいて、室内灯+特殊波長だけ当てるとこのような感じになる。

▲ドッズライフル装備状態。なお、頭部センサーなどには別の、やはり特殊な波長に反応する塗料を挿してある。カメラとは解釈がまるで異なるし、モールドが細ったため、処理にはとても苦労した。

▲光源が平面でなかった所為で一貫して苦労したのが、照り具合の均一化。クリアホワイトパーツで構成されている頭部を白飛びさせないようすると、全体への光量が不足してしまった。

▲こちらが、全体に光が当たるようした状態。この時は、色々な手数が足りないのと、経験浅い結果で、頭部付近のみを若干、遮光することが不可能だった。

▲こちらも、上↑と同アングルで撮影台の光源をOFFのままで、室内灯+特殊波長だけ当てた状態。やはり特殊波長のみに反応する部分が弱まっているのが解る。
自然光下では、普通のKITとまるで差異なく見える、たいへん特殊な塗料なのです。
【かなり腐心したアクション】
なにせ、ほぼ可動しませんからねー。アドバンスドグレードは。
これでも、何度かアレヤコレヤと試してはみたのです。

▲脚部の自由度ゼロなのが如何に致命的なのか、よく解る経験だった。

▲特殊波長の光源の当て方で、相当に見え方は変わる。何がベターなのか、正直、好みのレベルでもあるか、とも感じた。
本来は理想の撮影手法がある筈なのですが、今回は複数の事情により、こんなで収めました。そうそう登場の機会がある訳でもありませんし。
だって、ALLクリアKIT以外に処理しても、つまらなさそうだし。

▲ビームサーベルを2本携行しているのに、ドッズライフルを持たすと片方は腰にマウントさせておくことになるのが不満で、ノリノリのSEEDスタイルを拝借。

▲これも、構図自体は上↑とまったく同じ。特殊波長反応塗料だけに、光源変化だけで相当に変わってしまって難儀した。

▲とにかくアクションポーズを腐心したのだが、ひたすらに苦しい。ボールジョイントすらないので、無理からぬことではあるのだが。

▲せめて、この特殊塗料と特殊波長での“遊び”で、僅かでも賑やかしが出来ていれば幸いだ。
【若干頑張って寄ってみた】
カメラ都合、相当にタイヘンでした……。
眼レフどころかミラーレスだし、センサーもフルサイズでナイし。
最悪でした。

▲特殊波長にしか反応しないので、手前の大きなシールドに光源が当たっていないのと、その延長でドッズライフルにも波長が当たっていないので、そうするとこのように暗くなってしまう。
基本、単一光源で今回は挑んだので、光を「回す」手間を掛ける時間もなく、このような仕上がりになりました。
ま、いいんですけどね。全周、特殊波長を当ててどのように見える化、実験でもないので。

▲ほぼ同じ光源位置でシールドを降ろしたところで、そもそも、そのシールド部に特殊波長が当たっていないので、ドッズライフルや、シールドを下げたことで見えるようになったビームサーベルも光源波長に対しての反応はしていない。

▲これも、光源位置、アングル共に上↑と同じポイントで撮影した比較用。強く特殊波長が当たることで、リアカメラ部までも反応具合が変わっている。頭部がクリアパーツなので、波長が透過しているのだ。

▲本来、こういったUP写真を避けたかった理由が、コックピット前面の、AGEシステムによって緑に発光する箇所の塗装が、ついぞ最後まで失敗に終わったため。正直、汚い。不甲斐ない。

▲本当に、この部分の塗料の弾き具合、不定着具合は永遠に謎だった。特に、「何々の上にはのりません」、との注意書きはなかったのだが。しかも、塗料メーカーは一緒。ただ、薄っすらツインアイが発光しているのは、良い。

▲光源の当て方がまるで違うのもあるが、フォトショに全任せにすると、こういった結果にほぼなった。雰囲気はあるのかもしれないが、個人的には「綺麗」とは思わなかった。
ま、この特殊な魅せ方、結構、オモシロイでしょ?!
個人的にはなかなかに気に入っています、よ。
素だと、ホント、これなんですよー。


この状態に何か特殊な塗料を上塗りしたり、デジタル加工した訳ではなく、これでもう特殊塗料は塗布済みなのです。
そこに特殊波長を当てると、ああなるのです。
正直、その特殊塗料はまったくの無色透明ではないので、かなり希釈して薄めに吹きながら調子を見ていく必要はありますが、使い勝手はまったく悪くなかったです。
ま、ALLクリアKITならではの遊び、でしたかね。
やかん