
個人的に木の板一枚も撃ち抜けないエアガン(トイガン)に本気になれる様子は到底なく、そんなモノに5万4,780円(消費税10%込み)とか出せないので、ワタシは専らハンドガンか、ライフルでも廉価モデルを所有しています。

そんで、最近、どういう訳だかエアガンのトラブルが立て続けで、色々なガンをサービスに出して、コイツもそのうちの一丁になります。
ワタシが持っているエアガンの中では唯一光学サイトを装備している銃なので、例の『利き腕は右なのに利き目が左でドットサイトがまるでNG』問題を少しでも改善しようと、引っ張り出して時たま撃ってます。
※その辺のことは、以下でご紹介済み。
❏晴耕雨読とは言うものの耕すモノが違った……

で、コイツにはあの悪名高き嘘っぱち 0.12g バイオ弾(BB弾)を入れて撃ってる訳ですが(在庫たんまりの所為で……)、あらためてこの 0.12g BB弾の弾道を見て思うんですよね。
「なんかフリスビーみたいで頼りないな〜〜〜〜」

ただでさえ軽いBB弾にホップを掛けて遠くまで飛ばそうとしているので、実銃にも『有効射程距離』があるように、本機、20〜30㍍くらい先まで弾飛びます、と書いてありますが、

それは「その辺までは飛ぶこともありますよー」、であって、おそらくは『有効射程距離』ではない。ホップを掛けて一生懸命、そこまで到達させているのに過ぎない。
また、これは電話で問い合わせても、別に成人向けでもおんなじくらいの飛距離なんだそうです。
ようは初速、というか対象に飛んでいくスピードが違うんでしょうね、成人向けなどとは。
そもそものホップアップシステムがこういう原理なので、


まあ、あながち「なんかフリスビーみたいで頼りないな〜〜〜〜」、な印象は間違ってないと思うんです。
ですから、おそらくは仮に30㍍先でHITしても痛くはないんじゃないかなー、と。プレートキャリアなんて着てたら多分、気が付かない……。
加えて、電動ガンBOYs の発射は “ ぴゅっ! ” 、というかは “ ぴゅぅ〜〜ぅんぅん〜〜〜〜(へろへろ〜)” な感じなので、ぶっちゃけある程度の距離なら容易に避けられます。対象への到達スピードが遅いんですね。
それとエアガンは 0.25g 弾だろうと、昨今の灼熱下では地上からの熱波による自然風の影響をかなり受けるそうです(東京マルイの技術者いわく)。プラスチックの弾ですからね。よって、状況によっては狙いより上に反れて行くそうです。酷暑、恐ろしい……。
ただ、このタボール21 コンパクトはホップの掛かり具合を調整できるレバーが外側に剥き出しで、

これは個人的にはとても便利ですね。

もう1個持っているソップモッドM4は、カバーを開く必要があります。
ただし、どういう訳だかこのタボール21 コンパクト、マガジンを変える度にホップがズレたり、あと、ゴルフ初心者みたく右側に飛ぶことが多く(雰囲気的にはスライスに近いかな)、この点は「問題なし」で修理から却って来てしまいました……(ありゃま)。
あまり現象が収まらないようならメーカーのサービスでなくカスタムを受けているショップに相談に出すしかないですね。
なお、成人向けは恐ろしいくらいにガシガシ弾が飛んで行きますよ。当たり前ですが。
正直、ありゃ怖い……。

※そうそう、この2丁、今となってはまるで使わないので箱にしまいました。


やかん






